滋養強壮とは、カラダの隅々まで栄養を行き渡らせ、体質を改善して強いカラダを作るという意味です。
健康ドリンクのCMなどのイメージが先行してか、滋養強壮とはどんな意味なのかを少し誤解している人も少なくありません。
栄養をとってカラダを強くしていくことが滋養強壮ですので、毎日の食べ物からしっかりと栄養を摂ることが大切です。
滋養強壮に良い食べ物は、うなぎや牡蠣、すっぽん、豚・鶏肉のレバーなどで、動物性のタンパク質や脂質、亜鉛や鉄分などのミネラルを豊富に含みます。
中でも、レバーやうなぎはビタミンAを多く含み、皮膚や粘膜を守り風邪をはじめとするウィルスなどからカラダを守る働きをします。
また、すっぽんと滋養強壮は古くから関係が深く、豊富なビタミンB群と皮膚や血管、筋肉のもとになるアミノ酸を多く含み、夏バテに効くと重宝されてきました
野菜類では、にんにく、しょうが、ニラが挙げられます。抗酸化作用に優れ、カラダを温める効果があり、滋養強壮とは切っても切り離せないものです。
芋類の中では、珍しく生で食べられる山芋が疲労回復に効果的で、胃の粘膜を保護し消化促進を助ける役割があります。
滋養強壮は、このような食べ物を毎日取り入れることで、徐々に効果の現れることだと言えるでしょう。