カロリー
187kcal(100g)
全食品の中で
果物の中で
糖質
0.9g(100g)
全食品の中で
果物の中で
アボカド(生) | 187kcal | |
果物平均 | 61kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
アボカドのカロリー(100gあたり)は187kcal。グラフはアボカドと、果物平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
果物の平均カロリーは61kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、アボカドのカロリーは果物の中ではかなり高く、全食品の中では標準的水準にあることが分かります。
アボカド1個分の重さは200gですので、1個分のカロリーは374kcalとなります。
ご飯1杯分が約235kcalですから、アボカドはなかなかのカロリーですね。ハンバーガーと一緒に食べた場合は、怖いぐらいの高カロリーとなります。
アボカドのカロリーが高い理由は脂質が多い点です。アボカドの脂質は100g中18.7gと他の果物に比べて群を抜いていることから、「森のバター」とも呼ばれてれています。
ちなみに、アボカドは「世界で最も栄養価が高い果実」としてギネスブックに認定されています。脂質も多いですがその他の栄養も豊富に含まれています。
アボカド(生) | 0.9g | |
果物平均 | 13.5g | |
全食品平均 | 18.5g |
アボカドの100gあたりの糖質は0.9gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。アボカドの炭水化物量は6.2g、食物繊維量は5.3gですので、差し引いた糖質量は0.9gとなります。
果物の100gあたりの平均糖質量は13.5g、全食品の平均は18.5gですので、アボカドの糖質は他の果物の平均と比較して少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。
ちなみに、アボカド1個の重さは約200gとなりますので、1個分の糖質量は1.8g程度となります。
アボカドの糖質が低いのは、炭水化物の多くが食物繊維で占められているためです。炭水化物の量が多くても食物繊維が多ければ、その分、糖質の量が少なくなります。
アボカドのカロリーは気になりますが、糖質の摂取量は心配ないと言えます。
上のグラフはアボカドと主な果物との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
アボカドとその他の果物を比較すると、カロリーはとても高いですが糖質かなり少ないですね。
バナナは糖質は糖質が多く、スイカは比較的カロリー低くい果物です。プルーンやキウイ、レモンのカロリーと糖質はほぼ同程度と言えるでしょう。
アボカドで注意する点は、そのまま食べるよりも元々高カロリーのハンバーガーやハンバーグと合わせることが多いことです。わさび醤油やお豆腐にのせたりと、なるべくシンプルな食べ方にしましょう。
アボカドは果物類の中では高カロリー、低糖質ですが、全食品と比較するとカロリーは標準範囲、糖質はやはり低水準となります。
アボカドのカロリーの高さは脂質が要因ですが、これはオレイン酸と呼ばれる良質な脂質が含まれています。悪玉コレステロールを減らして血液をサラサラにする効能があります。
アボカドはダイエットの敵と思われがちですが食べ方次第です。脂質と食物繊維が便秘を解消し、濃厚な味わいが満腹感と腹持ちを良くしてくれます。パンやドレッシングなどとわせるとカロリー、糖質ともに一気に高くなるので気をつけましょう。