カロリー
41kcal(100g)
全食品の中で
野菜の中で
糖質
6.6g(100g)
全食品の中で
野菜の中で
ビーツ(根、生) | 41kcal | |
ゆで | 44kcal | |
野菜平均 | 36kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
ビーツのカロリー(100gあたり)は41kcal。グラフはビーツの生とゆで、野菜平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
野菜の平均カロリーは36kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、ビーツのカロリーは野菜の中では標準的、全食品の中では低い水準にあることが分かります。
ビーツ1個分の重さは300~400gですので、1個分のカロリーは120~160kcalとなります。
ビーツ1個はの重さはそこそこあるので、1個分であればカロリーは標準的と言えますね。
ビーツ(別名:ビート、かえんさい)はアカザ科の野菜で、甜菜糖の原料である砂糖大根と同じ種類のものです。
色は真っ赤で大根やかぶのように大きくなった根を食用とします。日本ではあまり馴染みのない野菜ですが、ロシアではボルシチに欠かせない食材で、イタリアではリゾットやパスタなどに用いられています。
ビーツ(根、生) | 6.6g | |
ゆで | 7.3g | |
野菜平均 | 3.6g | |
全食品平均 | 18.5g |
ビーツの100gあたりの糖質は6.6gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。ビーツの炭水化物量は9.3g、食物繊維量は2.7gですので、差し引いた糖質量は6.6gとなります。
野菜の100gあたりの平均糖質量は3.6g、全食品の平均は18.5gですので、ビーツの糖質は他の野菜の平均と比較して多く、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。
ちなみに、ビーツ1個の重さは約300~400gとなりますので、1個分の糖質量は19.8~26.4g程度となります。
ビーツは糖質の多い野菜です。これはオリゴ糖が含まれているためです。そのため、甘みを感じられるのがビーツの特徴です。
上のグラフはビーツと主な野菜or食品との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
分類上は異なりますが、似たような野菜の大根とカブと比べると、ビーツのカロリーと糖質は2倍以上も高くなります。
玉ねぎはビーツとほぼ同じくらいのカロリーと糖質と言えるでしょう。ごぼうは全食品の中でもどちらも高い水準です。
ビーツのカロリーは標準的ですが、糖質の量は全食品の中でも多いということが分かりました。
なかなか生のビーツは手に入りにくいですが、ネットショッピングで購入できるようになっています。ボルシチのように煮込み料理も良いですが、サラダにも最適です。
サラダにする場合は1/4程度を薄切りにすると、糖質の摂取量を抑えられます。
ビーツにはカリウムや食物繊維、オリゴ糖などが含まれていますので、お腹の調子を整えたり、むくみの予防にも有効です。