名称 | わらび | 分類 | ワラビ科ワラビ属 |
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旬の時期 | 3~6月ごろ | 主な産地 | 山形県、秋田県など |
わらびの旬は3~6月ごろです。ちょうど春から初夏にかけてに旬を迎えます。
わらびは日本各地に自生して採れるため、地方によって時期に開きがありますが、九州で3月中旬頃から、本州で4月中旬から5月初め、東北などでは6月初旬頃に旬を迎えます。
地域 | わらびの旬 | 主な内容 |
九州 | 3月中旬から | 生産量一位は鹿児島県 |
本州 | 4月中旬~5月初め | 関東地方では群馬がもっとも多い |
東北 | 6月初旬頃 | 全国一位は山形県 |
北海道 | 5月中旬~6月中旬 | たけのこ、ウド、ふきなども採れる時期 |
わらびの主な産地と旬
旬より早い時期に採れる地方の物が2月頃から出回り始め、旬を終える6月頃までが流通シーズンです。
わらびは日本全国の里山で採れる身近な山菜で、この旬の時期には多くの人が山菜取りに出かけます。また、近年では天然物だけでなく、栽培されたものも多く出回っています。
全国一位は山形県で、全体の約34%を占めます。次いで秋田の生産量が多く、新潟、青森、山梨県と続きます。
わらびはシダ植物の一種で、葉が開く前の若芽の部分が食用とされる山菜です。あおわらびと呼ばれる青系統のものと、むらさきわらびと呼ばれる紫褐色系統のものがあり、山菜として一般的に利用されているのが青系統のものです。
ぜんまいはわらびとともに春を代表する山菜。見た目も似ているため、旬の時期や栄養価など比較されやすい食材です。
春に旬を迎える山菜
ぜんまいの旬は4~5月です。ちょうど本州のわらびが旬を迎える時期と重なります。北海道から沖縄まで全国各地に自生しているところも、わらびと似ていますね。
春の食材として有名なわらびやぜんまいと同様に、春から初夏に旬を迎える野菜は、うど、せり、ふきのとうなどの山菜や、キャベツ、玉ねぎなどです。
わらびやぜんまいはアクが強く中毒を起こす場合があるので、必ずアク抜きする必要があります。
お浸しや味噌汁の具、天ぷら、炊き込みご飯などにすると、旬のわらびをおいしく味わえ、春の訪れを感じられるでしょう。