ハスカップのカロリーと糖質を他の食品と比較して検証していきます。

ハスカップのカロリーと糖質

ハスカップのカロリーは？

ハスカップのカロリー(100gあたり)は53kcal。グラフはハスカップと、果物平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

果物の平均カロリーは61kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、ハスカップのカロリーは果物の中では標準的、全食品の中では低い水準にあることが分かります。

ハスカップ1個分の重さは0.8～2gですので、1個分のカロリーは0.4～1kcalとなります。

スカップは道内で110トン程しか生産できず、長期保存もできないため加工品が多くなります。

加工品には甘味料が加えられたジャムやジュースなどが製造されるので、その分カロリーが高くなります。

新鮮な生のものや、冷凍されたハスカップは甘酸っぱく、ヨーグルトに入れて食べるのがおすすめです。

ハスカップの糖質について

ハスカップの100gあたりの糖質は10.7gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。ハスカップの炭水化物量は12.8g、食物繊維量は2.1gですので、差し引いた糖質量は10.7gとなります。

果物の100gあたりの平均糖質量は13.5g、全食品の平均は18.5gですので、ハスカップの糖質は他の果物の平均と比較してやや少なく、全食品の平均と比較してもやや少ないことが分かります。

ちなみに、ハスカップ1個の重さは約0.8～2gとなりますので、1個分の糖質量は0.085～0.214g程度となります。

生のハスカップ10個でも糖質は2g前後なので、やはり糖質が低い果物といえます。

ただ、生のハスカップを食べる機会は少なく、主に加工品が多くなります。実際はもっと多くの糖質を摂ることになるでしょう。

他の果物との糖質とカロリーを比較

上のグラフはハスカップと主な果物との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

ハスカップと他の食品を比べてみると、ほぼ同じようなカロリーと糖質量なのが、プルーン、ブルーベリーです。

また、アセロラのカロリーと糖質は、ハスカップよりも低くいですが、ハスカップ同様に生で食べる機会が少なく、加工品となって出回っています。

なつめは乾燥させたドライフルーツのため、100gあたりのカロリー、糖質がともに高くなります。

生のハスカップのカロリーと糖質はともに低水準 - 多くは加工品に

ハスカップのカロリーと糖質は特に問題はないでしょう。ただあくまでも生の場合です。

ハスカップの収穫時期や旬は短く実も弱いので、多くが冷凍や加工品になり、甘味料が加えられています。カロリーや糖質をなるべく摂りたくない場合は、冷凍タイプがおすすめです。

抗酸化作用や目の健康維持が期待されている、アントシアニンが豊富に含まれています。

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