カロリー
68kcal(100g)
全食品の中で
果物の中で
糖質
9.4g(100g)
全食品の中で
果物の中で
かりん(生) | 68kcal | |
果物平均 | 61kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
かりんのカロリー(100gあたり)は68kcal。グラフはかりんと、果物平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
果物の平均カロリーは61kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、かりんのカロリーは果物の中では標準的、全食品の中では低い水準にあることが分かります。
平均のかりん1個分の可食部の重さは175gですので、1個分のカロリーは119kcalとなります。大きいものでは350gと倍ほどのサイズになるので、カロリーは238kcalにもなります。
かりんは果肉が硬く渋みも強いので生食ができない果実で、はちみつ漬けやジャム、果実酒などにして食します。
かりん自体のカロリーは低めですが、使用する材料によっては高カロリーとなります。
かりん(生) | 9.4g | |
果物平均 | 13.5g | |
全食品平均 | 18.5g |
かりんの100gあたりの糖質は9.4gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。かりんの炭水化物量は18.3g、食物繊維量は8.9gですので、差し引いた糖質量は9.4gとなります。
果物の100gあたりの平均糖質量は13.5g、全食品の平均は18.5gですので、かりんの糖質は他の果物の平均と比較してやや少なく、全食品の平均と比較してもやや少ないことが分かります。
ちなみに、かりん1個の重さは約175gとなりますので、1個分の糖質量は16.45gとなります。350gと大きいサイズのかりんの糖質量は32.9gにもなります。
生のかりんの糖質は少なめですが、はちみつや砂糖漬け、かりん酒にして食すのがほとんどです。そのため糖質の摂取量が多くなりがちです。
上のグラフはかりんと主な果物との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
生のかりんのカロリーは果物類の中では標準的です。糖質の量は梨とびわとほぼ同じくらいになります。
かりんと同じく加工しないと食べられないのが梅ですね。生の梅はかりんに比べカロリーも糖質も低くなります。
甘味料類を加わえて調理をしたかりんと梅は、摂取カロリーと糖質が高くなるので、食べ過ぎには気をつけましょう。
かりんのカロリーは果物類の中では標準的、糖質量はやや少なめに位置します。ただ、糖質を含む甘味料を加えて調理を施すので、摂取カロリーや糖質が高くなりやすい果物です。
硬く酸味もあるのでそのままでは食べられず、梅干しのような塩漬もおいしくありません。はちみつかアルコールにつけるのが、最もおいしく頂けるでしょう。
かりんは咳止め効果があるのでのど飴にエキスが配合されています。乾燥させたものは「木瓜(もっか)」と呼ばれる漢方薬に利用されています。