カロリー
28kcal(100g)
全食品の中で
果物の中で
糖質
5.4g(100g)
全食品の中で
果物の中で
梅(生) | 28kcal | |
梅漬塩漬 | 24kcal | |
梅漬調味漬 | 53kcal | |
梅干し塩漬 | 33kcal | |
梅干し調味漬 | 96kcal | |
20%果汁入り飲料 | 49kcal | |
果物平均 | 61kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
梅のカロリー(100gあたり)は28kcal。グラフは梅の生と梅干し、果汁飲料と、果物平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
果物の平均カロリーは61kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、梅のカロリーは果物の中ではやや低く、全食品の中では低い水準にあることが分かります。
梅1個分の重さは21~24gですので、1個分のカロリーは6~7kcalとなります。
梅は中毒を引き起こす「アミグダリン」を含むので、生食はできまん。梅干しなどの加工品にすると食べられます。
梅漬けは完熟前の梅を漬けたもので、おもにカリカリ梅と呼ばれるものです。梅干しは完熟した梅を使うので、柔らかい梅干しが出来上がります。
梅の調味漬けは、塩を抜きした梅をさらに調味液(かつお節やはちみつなど)に漬けるため、通常の塩漬よりもカロリーが高くなります。
梅(生) | 5.4g | |
梅漬塩漬 | 4.0g | |
梅漬調味漬 | 7.1g | |
梅干し塩漬 | 6.9g | |
梅干し調味漬 | 18.6g | |
20%果汁入り飲料 | 122.2g | |
果物平均 | 13.5g | |
全食品平均 | 18.5g |
梅の100gあたりの糖質は5.4gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。梅の炭水化物量は7.9g、食物繊維量は2.5gですので、差し引いた糖質量は5.4gとなります。
果物の100gあたりの平均糖質量は13.5g、全食品の平均は18.5gですので、梅の糖質は他の果物の平均と比較してやや少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。
ちなみに、梅1個の重さは約21~24gとなりますので、1個分の糖質量は1.134~1.296gとなります。
塩のみで漬けた梅干しは、主に水分量の違いによって糖質に差が出ています。両者それほど差はありません。
調味漬の梅干しは、水分量の違いや調味料やはちみつなどが加わるために、糖質が多く含まれています。
20%果汁入り飲料には糖分が加えられているために、糖質のみならずカロリーも多くなっています。
上のグラフは梅と主な果物との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
ここでは、梅と同じバラ科の果物を比較しています。
まず、糖質を見てみるとラズベリーとほぼ同じくらいの量を含んでいます。
また、他の果物の糖質は生梅よりも1.6~2.5倍ほど含んでいますが、調味漬になると生の梅よりも3倍以上も増えます。
カロリーを見てみると、どれも生の梅よりも高いですが、調味料を用いて漬けた梅干しは、やはりカロリーが高くなります。
ただ、梅干しは一食に1、2粒ほどなので、実際に食べるとなると、上の果物よりも摂取カロリー、糖質が少ないと言えます。
梅のカロリーと糖質を見てきましたが、どちらもやや低い水準ということが分かりました。だだ、これは生の梅についてです。調味料に漬けた梅干しや果汁が少ないジュースはカロリーと糖質が高くなります。
梅は疲労回復に効果のあるクエン酸やリンゴ酸を含みます。肝機能の向上にも作用するため、二日酔いを起こしやすい方は梅干しがおすすめです。
また、梅は中毒を引き起こす「アミグダリン」を含むため、生食はできないので気を付けてください。