カロリー
91kcal(100g)
全食品の中で
野菜の中で
糖質
17.1g(100g)
全食品の中で
野菜の中で
かぼちゃ(西洋果実、生) | 91kcal | |
西洋ゆで | 93kcal | |
西洋冷凍 | 83kcal | |
日本かぼちゃ果実、生 | 49kcal | |
日本果実、ゆで | 60kcal | |
そうめんかぼちゃ果実、生 | 24kcal | |
野菜平均 | 36kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
かぼちゃのカロリー(100gあたり)は91kcal。グラフは西洋と日本かぼちゃの生とゆで、冷凍、そうめんかぼちゃ、野菜平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
野菜の平均カロリーは36kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、かぼちゃのカロリーは野菜の中ではかなり高く、全食品の中ではやや低い水準にあることが分かります。
かぼちゃ1個分の重さは約1~2.0kg前後ですので、1個分のカロリーは910~1820kcalとなります。煮付けなどに利用する場合は、一人前150gほどですので、カロリーは137kcalとなります。
かぼちゃは主に西洋と日本かぼちゃの2種類に分類されます。現在、日本で広く栽培されているのは西洋タイプです。日本かぼちゃに比べてカロリーが高いのは、炭水化物が2倍ほど多く含まれているからです。
煮たりゆでて食すことが多く、これらのカロリーの差は水分量の変化です。そのため、生とゆで、冷凍のカロリーはさほど変わりません。
そうめんかぼちゃは肉質が粗く繊維質に富んでいて、カロリーが低いのが特徴です。これは西洋に比べ炭水化物が4割近く、タンパク質が半分ほどしかないためです。
かぼちゃ(西洋果実、生) | 17.1g | |
西洋ゆで | 17.2g | |
西洋冷凍 | 14.3g | |
日本かぼちゃ果実、生 | 8.1g | |
日本果実、ゆで | 9.7g | |
そうめんかぼちゃ果実、生 | 4.6g | |
野菜平均 | 3.6g | |
全食品平均 | 18.5g |
かぼちゃの100gあたりの糖質は17.1gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。かぼちゃの炭水化物量は20.6g、食物繊維量は3.5gですので、差し引いた糖質量は17.1gとなります。
野菜の100gあたりの平均糖質量は3.6g、全食品の平均は18.5gですので、かぼちゃの糖質は他の野菜の平均と比較してかなり多く、全食品の平均と比較しても標準的ことが分かります。
ちなみに、かぼちゃ1個の重さは約1~2.0kg前後となりますので、1個分の糖質量は171~342g程度となります。煮付けなどに利用する場合は、一人前150gほどですので、糖質量は25.7gとなります。
西洋かぼちゃは日本タイプに比べ、糖質の量が2倍ほど多く含まれています。そのためカロリーも高くなっています。ただ、全食品の中では糖質量は標準範囲で、腹持ちも良いというメリットがあります。
また、そうめんかぼちゃは特に水分が多くさらに糖質も少なく、その量は西洋タイプの1/4近く低くなります。
上のグラフはかぼちゃと主な野菜との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
こうして比較することで、かぼちゃのカロリーと糖質は野菜類の中で高いのが分かります。野菜の中でも糖質が多い玉ねぎの2.3倍もの量を含み、カロリーは2.4倍も高くなります。
その他、大根やゴーヤなどはカロリー、糖質ともに低く、トマトの糖質は意外にも大根より多く含みます。
かぼちゃはみりんや砂糖などを利用して味付けを行うので、さらに糖質を摂りやすくなっています。なるべく薄味にしてかぼちゃ本来の甘みを楽しみましょう。
かぼちゃのカロリーと糖質はとても高いということがわかりましたね。ただ全食品の中では、標準の範囲の野菜です。
抗酸化作用を持つβ-カロテンを含むため、カラダの酸化を防いで、老化の予防に効果があります。
パンプキンシードとして実だけでなく種も味わえます。そのまま食べたり、グラノーラなどにも含まれています。