コンビーフの栄養と成分

食品・食材コンビーフ栄養成分
コンビーフcorned-beef

コンビーフにはどんな栄養と成分が含まれている?

コンビーフの栄養と成分

コンビーフの栄養と成分についてまとめています

コンビーフは英語で「corned beef」と書きます。「corned」は塩漬けを意味しているので、コンビーフとは「塩漬の牛肉」ということになります。

アメリカでは塩漬けした牛肉が一塊になっているのが一般的ですが、日本では塩漬けにした牛肉を高温、高圧で煮沸した後肉をほぐすのが特徴で、これに調味料や油脂を加えて缶詰に加工します。

コンビーフは保存食に適している上に、普通に料理にも使えるので、マイナーな缶詰ですが意外に使える食材です。

ここでは、コンビーフの栄養と成分、その効果や効能などを説明しています。

コンビーフの栄養と成分を図や表で見てみよう

コンビーフに含まれている主な栄養のレーダーチャート

コンビーフに含まれている主な栄養成分のレーダーチャート

エネルギー 水分 タンパク質 脂質 炭水化物 食物繊維 ナトリウム
203kcal 63.4g 19.8g 13.0g 1.7g 0g 690mg
カリウム カルシウム マグネシウム リン 亜鉛
110mg 15mg 13mg 120mg 3.5mg 4.1mg 0.11mg
マンガン ビタミンA ビタミンD ビタミンE ビタミンK ビタミンB1 ビタミンB2
0.04mg Tr 0μg 0.8mg 5μg 0.02mg 0.14mg
ナイアシン ビタミンB6 ビタミンB12 葉酸 パントテン酸 ビオチン ビタミンC
7.6mg 0.04mg 1.3μg 5μg 0.20mg 1.6μg 0mg

コンビーフ(加工品)の100gあたりの成分表(Tr:微量、-:未測定「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」より)

上図はコンビーフに含まれている栄養や成分をレーダーチャートで表したもの、下は成分の一覧表となります。

コンビーフは牛肉をもとに造られているので、タンパク質や脂質が多く含まれています。コンビーフは牛肉に比べて脂質の量は少なないうえに、カロリーも低くなります。

また、ミネラルである鉄分や亜鉛の量も目立ちますね。ナトリウムも比較的多く含まれていますが、最近のコンビーフには減塩タイプなども出回っていますので、塩分の摂取量が気になる方はそちらを利用するのもいいでしょう。

以下では、コンビーフの栄養と成分についてまとめています。

コンビーフはタンパク質を含む食材 - 体の構成に重要な成分

腕の筋肉の画像

コンビーフの栄養や成分には、タンパク質が含まれています

タンパク質の主な働きは、体をつくることです。皮膚や髪、内臓といった体を構成する役割のほか、ホルモンや酵素の材料にもなる、人にとって重要な役割がある栄養です。

タンパク質はエネルギー源でもあります。1gで4kcalのエネルギーになりますが、すぐには使われず、体内の糖質や脂質が不足してから、体内のタンパク質が利用されていきます。

タンパク質の代謝に欠かせない栄養がビタミンB6です。これら成分を同時に摂ることで、タンパク質を体内で上手に利用することができます。

ビタミンB6はチーズニンニクに含まれています。コンビーフとは料理の相性も良いので、これらを使った一品料理を作るのもいいでしょう。

ミネラルの一種、ナトリウムも - 筋肉・神経の興奮を抑制する効果

計量スプーンに入った塩

コンビーフには、ナトリウムも含まれています

ナトリウムのイメージは、むくみや高血圧、腎臓機能障害など、悪いイメージがつきがちですが、じつは神経や筋肉の興奮を抑える作用や、体液量の調整、細胞の浸透圧の維持など、体内では大切な働きをしている栄養成分です。

長期にわたってナトリウムを摂り過ぎてしまえば上記のような良くない症状に見舞われる可能性がありますが、適切な量を摂っていれば問題ありません。

2019年現在では、日本人の一日の塩分摂取量は、一日あたり「男性:8.0g、女性:7.0g」ですが、2020年にはこれよりも0.5g少ない塩分摂取量で、男性:7.5g、女性:6.5gに改定される予定です。

ナトリウムの過剰摂取を抑えるには、調味料にレモンやスパイス、出汁を上手に使う調理が有効です。また、納豆エリンギほうれん草等に含まれているカリウムは、体内の過剰なナトリウムを排出してくれます。

塩分が気になる場合は、コンビーフにカリウムの多い食材を併せて摂るようにしてみてください。

エネルギー源となる脂質 - 細胞膜やホルモンの材料にもなる

TotalFatと書かれた画像

脂質もコンビーフに含まれる栄養です。

この栄養も肥満や吹き出物などの原因になるとして、悪いイメージが浮かびやすいですが、体にとってとても重要な成分です。

脂質は効率の良いエネルギー源で、タンパク質や糖質に比べて2倍以上のエネルギーになります。また、細胞膜や性ホルモンの構成材料となります。

脂質は体内で体脂肪に変化しますが、体脂肪は体温を維持したり、クッションのような役割をして内臓を守るなど、良い働きをしています。

もちろん、摂りすぎれば体脂肪がどんどんついて肥満を招きます。コンビーフを調理する時は油脂類は使わずに、コンビーフの脂質を使って調理するようにしましょう。

コンビーフは調味料にもなる - 塩分と脂質を上手に利用しよう

食事をしている手元をアップ

コンビーフは塩分と脂質が多めですが、それがちょうどいい調味料になります。塩気とお肉のうま味、脂のコクがでるので、簡単に美味しい一品料理が作れます。

ほうれん草やきのこ、じゃがいもなどと一緒に調理するのがおすすめです。他にも、多くのコンビーフレシピがありますので、ぜひ調べてみてください。

コンビーフはそのまま食べられますが、ナトリウムや脂質の量が多いので、他の野菜と合わせて摂るようにしましょう。他の食材と調理することで、摂りすぎるのを防ぐことができます。

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