名称 | よもぎ | 分類 | キク科ヨモギ属 |
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旬の時期 | 3~5月ごろ | 主な産地 | 日本全国 |
よもぎの旬は、3~5月の春の季節です。
よもぎは全国各地に自生して、かなり長い間見ることができますが、食用に利用する新芽の生える時期は春になります。
したがって、よもぎの美味しい旬の時期は3~5月ごろとなります。ただし、寒冷地になると少し遅く、旬は4~6月ごろになるそうです。
旬のよもぎは料理の食材として使いますが、お茶やよもぎ風呂などに利用する場合は、8月ぐらいまで採取できます。
葉はギザギザと下切れ込みがあり、葉の裏面には綿毛があります。空き地や土手などに自生していて、入手が難しくないため、スーパーなどで扱われることはあまりありません。
旬を迎えたよもぎの代表的な食べ方が草餅です。天ぷら、アクを茹でて抜いた旬のよもぎの油炒めも良い良いそうです。その他、お茶や粉末などに加工されて使いやすくもしています。
種類がとても多く、世界で食用や薬用に幅広く利用されています。日本では30種類ほどありますが、オオヨモギが東日本、カズサキヨモギは西日本が主な分布地です。日本以外にも、中国や韓国にも自生しています。
旬のよもぎは香りが良く柔らかいですが、夏から秋になると葉はかたくアクが強くなっています。ただ旬を過ぎたこの時期のよもぎは薬効効果が高いと言われていて、食用ではお茶などに利用されています。
漢方薬の生薬でもあるよもぎには、有効成分が多く含まれています。おいしい旬の時期に、春の恵みをたっぷり味わいましょう。