カロリー
20kcal(100g)
全食品の中で
果物の中で
糖質
6.5g(100g)
全食品の中で
果物の中で
すだち(果汁、生) | 20kcal | |
果皮、生 | 68kcal | |
果物平均 | 61kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
すだちのカロリー(100gあたり)は20kcal。グラフはすだちの果汁と果皮、果物平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
果物の平均カロリーは61kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、すだちのカロリーは果物の中では低く、全食品の中でも低い水準にあることが分かります。
すだち1個の重さは約20~25g、標準的なすだち1個分の果汁の重さは5~7gですので、1個分のカロリーは1~1.4kcalとなります。
非常に低いカロリーですね。すだちはミカン科の柑橘類に分類される果物で、かぼすやゆずと同じ仲間です。
果汁に比べ果皮のカロリーが高いのは、タンパク質や炭水化物が多く含まれているためです。
日本では香りづけに食酢のような使い方をされることが多いですね。すだちはカロリーも低く、香りも爽やかなため、古くから日本で愛されている果物です。
すだち(果汁、生) | 6.5g | |
果皮、生 | 6.3g | |
果物平均 | 13.5g | |
全食品平均 | 18.5g |
すだちの100gあたりの糖質は6.5gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。すだちの炭水化物量は6.6g、食物繊維量は0.1gですので、差し引いた糖質量は6.5gとなります。
果物の100gあたりの平均糖質量は13.5g、全食品の平均は18.5gですので、すだちの糖質は他の果物の平均と比較してやや少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。
ちなみに、すだち1個の重さは約20~25gですが、すだち1個の果汁の重さは約5~7gとなりますので、1個分の糖質量は0.32~0.45g程度となります。
糖質も非常に少ないですね。また、果汁と果皮のカロリーは大差がありましたが、糖質量に至ってはほぼ変わりはありません。
果皮には炭水化物が16g程含まれていますが2/3が食物繊維なので、少なくなっています。
上のグラフはすだちと主な果物との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
すだちと同様に酸味の強いシークワーサーとゆずは、カロリー糖質ともにほぼ同程度となります。
デコポンはいずれもすだちのほぼ2倍となりますが、果物類ではカロリーがやや低く、糖質は標準の範囲となります。
すだちはゆずのように一食に使う量が少量です。同じ柑橘類でも果物としてよりも調味料に使うことが多いので、すだち自体の摂取カロリーと糖質は低いと言えます。
すだちのカロリーと糖質はどちらも低水準ということが分かりました。酸味が強く香りもさわやかなので、ポン酢のような調味料として活用できて減塩対策にも有効です。
ぽん酢や魚、そうめんなどに利用するイメージが強いですが、ジュースやゼリー、ジャムなどにも加工されています。
すだちの果皮にはスダチチンと呼ばれる成分が含まれていて、糖尿病の改善に役立つと期待されています。