つるむらさきのカロリーと糖質を他の食品と比較して検証していきます。

つるむらさきのカロリーと糖質

つるむらさきのカロリーは？

つるむらさきのカロリー(100gあたり)は13kcal。グラフはつるむらさきの生とゆで、野菜平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

野菜の平均カロリーは36kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、つるむらさきのカロリーは野菜の中では低く、全食品の中でも低い水準にあることが分かります。

つるむらさき1茎分の重さは35gですので、1茎分のカロリーはおよそ5kcalとなります。

また、つるむらさき一袋は150g～220gなので、一袋分のカロリーは20～29kcalほどです。

モロヘイヤのようなぬめりがあるのが特徴で、おひたしや和え物に利用されます。おひたしにする場合は1人分50～60g程なので、1人分のカロリーは6.5～7.8kcalになります。

つるむらさきの糖質は？

つるむらさきの100gあたりの糖質は0.4gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。つるむらさきの炭水化物量は2.6g、食物繊維量は2.2gですので、差し引いた糖質量は0.4gとなります。

野菜の100gあたりの平均糖質量は3.6g、全食品の平均は18.5gですので、つるむらさきの糖質は他の野菜の平均と比較して少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。

ちなみに、つるむらさき1茎の重さは約35gとなりますので、1茎分の糖質量は0.14g程度となります。

つるむらさきの糖質量は少ないですね。おひたしにする場合は1人分約50～60gなので、1人分の糖質量は0.2～0.24g程です。

そこにお醤油やかつお節などが加わりますが、これらは少量なのでそう変わりはありません。

他の野菜とのカロリーと糖質量を比較

上のグラフはつるむらさきと主な野菜との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

似たような野菜にほうれん草やモロヘイヤが挙げられますが、糖質量はつるむらさきと同じくらいですね。ただ、カロリーはつるむらさきの方が低く、特にモロヘイヤとは3倍近い差がみられます。

その他の野菜とでは、カロリーを見てみると、ラディッシュと小松菜とほぼ同量です。

また、キャベツの糖質が多く感じられますが、野菜類の中では標準的で、食品全体では少ない水準です。

つるむらさきはカロリーも糖質も低水準 - β-カロテンが豊富

こうしてつるむらさきを見てきましたが、野菜類だけでなく食品全体でも低水準ということが分かりました。

つるむらさきは緑黄色野菜に分類されるほど、β-カロテンが豊富です。お浸しがメジャーですが、炒め物や天ぷらにも利用できるので、β-カロテンの吸収を上げることができます。

つるむらさきのカルシウムはほうれん草の4倍、その他のミネラルも豊富です。また、旬は夏ですから、汗で失われたミネラルを補給できるとしてつるむらさきはおすすめの青菜です。

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