三つ葉に含まれている栄養とカラダへの効果や効能についてご紹介します。
三つ葉は見た目の通り、葉が三つに分かれていることからこのような名前がつけられました。
お吸い物や鍋、丼の香りづけに使われることが多いですが、カラダにうれしい栄養と効能がたくさん詰まっています。
三つ葉はあまり知られていない食材ですが、含まれている栄養はとっても豊富。三つ葉のことを知って、うまく食生活に取り入れていきましょう!
目次
三つ葉の栄養と効能
三つ葉には栄養素β-カロテンが豊富に含まれています。
β-カロテンの特徴は、必要量に応じて体内でビタミンAに変換されること。そのため、摂り過ぎの心配がないのが嬉しいですね。
βカロテンは他の物質と結びつくと酸化してしまう活性酸素を抑えてくれる作用があり、心筋梗塞の予防が期待できます。
また免疫力を高めてくれるので、ガンの予防にも効果的です。三つ葉などでこまめにβ-カロテンを摂取するようにしましょう。
三つ葉にはビタミンKという脂溶性ビタミンの栄養素が含まれています。
ビタミンKには血液を凝固し、止血作用があることから止血ビタミンとも呼ばれています。
ビタミンKは骨にカルシウムを定着させる働きもあり、骨を丈夫にする効能があります。
脂溶性ビタミンは油と一緒に摂ると吸収率が良くなるので、炒め料理がおすすめです。
三つ葉には水溶性のビタミンCが多く含まれています。
ビタミンCはコラーゲンを合成するのに必要不可欠な栄養素で、肌にハリを与え、メラニンの生成を抑えてシミを防ぐなどの美肌効果が期待できます。
また、白血球の免疫力を高める作用があり、ウイルスに対する抵抗力を高め、風邪の予防に効能があります。
ビタミンCは三つ葉のほかに、芽キャベツ、ゆず、菜の花、ブロッコリーなどに多く含まれています。
三つ葉には栄養素カリウムが含まれており、カリウムはナトリウムとバランスを保ちながら働きます。
カリウムを摂取することでナトリウムの排出を促し、血圧の上昇を抑える作用があり、高血圧の予防やむくみの解消などの効能が期待できます。
利尿作用のあるアルコール、コーヒーや紅茶をたくさん飲む方は、カリウム不足に陥りやすいので積極的にとっていきましょう。
三つ葉に含まれるカルシウムは、子どもからお年寄りまで必要不可欠な栄養素です。
カルシウムを摂取することで、骨が丈夫になり、骨粗鬆症の予防に効能があります。
神経の興奮を抑えて安定させる作用があり、イライラやストレスの解消につながります。
マグネシウムはミネラルの一つであり、体内で数多くの酵素の働きを助ける栄養素です。
マグネシウムはカルシウムとともに骨や歯の形成に関わっています。
マグネシウムは筋肉の収縮をスムーズにし、心臓の働きを正常にするため心疾患の予防に効能があります。
また、血圧の上昇を抑える働きがあり、高血圧を予防する効果が期待できます。
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